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EVE online、次の10年へ向けて

EVE online、次の10年へ向けて

親愛なるEVEプレイヤーの皆さん

EVE Onlineにとって2012年は何という一年だったでしょう。Crubible 1.1が1月末に登場し、3月には素晴らしいファンフェスが、5月にはInfernoのエクスパンション、そして12月には大好評のRetributionがありました。この一年間、EVE Onlineの本質に立ち返って正しい道のりを歩んできたと自負しています。多くのプレイヤーが直面してきた根底レベルの技術システムと同時に、社内の技術と開発プロセスを繰り返して来ました。今までに私がファンフェスやその他の場所で繰り返し言ってきた通り、2012年は約10年間もの間続いているこのゲームの中で築きあげられてきた物に向かい合った年でした。そして様々な事を学び、そして同時に達成してきた事を活かして11年目を迎えるEVE Onlineのいしずえとしてきました。

12月中のCSMサミットは大成功でした。2012年中に大きな事件はやらかしませんでしたし、そういった事の対応に追われずにすんだ事により一年をより建設的なCCPとCSMとの関係に育て上げる事に集中出来ました。CSMがこのゲームに深く関係する存在だと言う事の本当の意味がわかってきた気がします。そして2012年で学んだ事を元にCSMは私たちCCPの行おうとしている事に多くの内容を付け加えてくれました。

12月中にCSMと行った話し合いの中の一つで、私はEVE Onlineが歩みを進めていく中でCSMとプレイヤーの意見を取り入れる事によって私たちが何をしようとしているのかを再認識させられた事がありました。2011年末と2012年中に出したエクスパンション、Crucible・InfernoとRetributionでは様々なシステムの見直しと向上が中心となりました。そしてCrusibleではこれと言った新しい追加要素は無く様々な修正が行われ、Infernoでは戦争がテーマとなり、そしてRetributionでは賞金稼ぎ要素が追加されていきました。それらのテーマ以外にも無数の内容も加わっています。皆さんから、CSMから、そして内部社員からのフィードバックは主に好意的な物でしたが、“今よりもさらに良い物を目指して行けないだろうか?”と言う気持ちを持ち続けようと思っています。

私たちが継続的にアップデートを行いながらここまで成長してきたこのゲームへの配慮をしなくなる事は決してありませんが、この時をさらな高みへと挑戦する機会としたいと思います。異常な事や宇宙艦船ゲームであるEVEの中心テーマから外れる事はありませんが、万人を今より少しでもやる気にさせるような何かを見つける機会を。過去の10年間、私たちは様々な種類のリリースを行って来ました。宇宙の支配をテーマにした物(領土システム追加のDominionや国家間戦争追加のEmpyrean Age)、技術的な向上をテーマにした物(64 bitシステムやIOが向上したQuantum RiseやDirectX 9映像に対応したTrinity)、宇宙の開拓をテーマにした物(POS追加のCold War、惑星開発追加のTyrannis)そしてApocryphaのような様々な要素が追加された物等、私たちには何が上手く行くかという多くの経験があります。

Apocryphaは特に、全てに関しての事が少しづつ含まれていたのが興味深い点です。例えば、対スリーパーのPvE要素、T3艦船建造のインダストリー要素、ワームホールの宇宙開拓要素、新艦船追加によるPvP要素と共に未知への探索などがありました。実際これらはEVE Onlineの基礎となる全ての分野、採集と建造、破壊と探索を網羅しています。Apocryphaにおける私の唯一の後悔は(その当時CCPで働いていなかったと言うことは別にしてですが)、その事実をテーマとはせずに他のいくつかのリリースと共に発表した事です。

新たなる2013年そしてさらなる未来を見据え、私たち自身が個々のシステムに集中するのでは無く、プレイヤー開発者を問わず全員がそれに向けて努力出来るような何かを与えてくれるような、想像をかきたてずにはいられないような何かに目を向けて行きたいと考えています。そうする事によってEVE Online内の様々なシステムに一度に一つづつ取り組み、それらを織り込みながら皆が遊ぶのを切望するようなエクスパンションを作り上げて行きたいと思います。そして忘れてはならないのは、それらがこのゲームを今後さらに何十年と続けていくという野望を達成する為の行動だと言うことです。下に添付した画像は私がここで話している、それぞれのテーマのリリースの方針と様々なシステムが全てまとまって皆が遊びたくなるような何かへと成長させていくプランです。

2013japanese.png

注意:上記のリストは例であり、それぞれのリリースの詳細はその発表をお待ちください

ここではっきりさせておきたいのは、全ての事は机上の理論であり開発プランの組み立てと見直しは継続して行われていく物だと言う点です。2012年やそれ以前に話が上がっていたPOSの組み立てに関する事やRing Mining等を期待している方も居るのでは無いかと思います。これらの事は言うまでもなく私たちも望んでいる事ですが、それを一回でリリースするのではなく様々な角度からの検証と共に徐々に行なって行きたいと考えています。

冬のCSMサミットの中ではCSMの皆さんの大きな協力の元、注意深く説得力のあるフィードバックをもらう事が出来ました。“簡単に行くようなものではない”というのが彼らの共通の意見でしたし、それは正しいと思います。ですがそれを乗り越えて素晴らしい物を生み出す事こそが、私たちがEVE Onlineにおいてやりたい事なのです。仮想現実世界の最前線に立ち続ける事が簡単な事では無いのは、承知の上です。

2013年も素晴らしいゲームを提供し続ける為に、私はEVE Onlineの開発陣の配属に関していくつか手を加えました。シニアプロデューサーを二役に分割し、それぞれがよりよい物をつくり上げる為に集中出来るようにしました。まず“ディベロップメント ディレクター”は計画が予定どおりに進行しているか、そしてそれが達成可能かどうかを検証する役です。皆さんも知っているかもしれないCCP Ripleyがこの役職に付いており、Retributionにおける彼女の管理を見ていて今後更に大きな事が出来ると確認しています。

2つ目は“シニアプロデューサー”職で、以前と役職名は同じですが、開発の見通しと短・中・長期それぞれの道標となる計画をCCP全体、プレイヤーの皆さんそしてCSMからの手助けの元に作り上げ、それを実現させる為の役職となりました。CCP Seagullがこれを引き受けてくれた事を非常に嬉しく思っています。彼女からのメッセージが私の文章の後に続く事になっていて、そこには更に詳細な私たちの計画が載っていますのでお楽しみに。

ディベロップメント ディレクターとシニアー プロデューサー両名はエクゼクティブ プロデューサーである私と共に働いています。そしてEVE Onlineに関わる全ての社員があなたに真に素晴らしい経験をお届けする為に、この11年目を迎える私たちの美しい世界の発展を継続し、世界でNo. 1のサイエンス・フィクション空想世界の座を保持し続けられるよう努力していきます。

新たなページを刻むEVE Onlineを楽しみにしながら、この場を借りてこのニューエデンを形成し活性化させてくれる皆さん一人一人に感謝を伝えたいと思います。あなた無しでここまで来られる事はありませんでした。あなたこそが私たちにとって最大の財産であり、これからもあなたへ素晴らしい世界の提供を続けていく事が出来れば幸いです。

Jon Lander CCP Unifex Executive Producer – EVE Online